濃淡、にじみ駆使 水墨画46点並ぶ 9月25日まで磐田

 東洋水墨美術協会磐田教室の作品展(静岡新聞社・静岡放送後援)が25日まで、磐田市弥藤太島の豊田福祉センターで開かれている。講師を務める朝比奈陽心さん(74)=同市池田=と、40代から70代までの生徒6人が計46点を出展した。

濃淡やにじみを駆使した作品が並ぶ展示会=磐田市弥藤太島の豊田福祉センター
濃淡やにじみを駆使した作品が並ぶ展示会=磐田市弥藤太島の豊田福祉センター

 墨の濃淡やにじみ、かすれ具合を駆使し、夜景に浮かぶ月や力強く伸びる竹を表した作品などが並ぶ。筆を運ぶ際の勢いや速さを変えながら、一筆で描き上げた「ダルマ」の掛け軸も見られた。
 朝比奈さんは「墨と水だけでさまざまな表現ができる。作品を見て水墨の楽しさを感じてほしい」と話した。同教室は月2回、同市鳥之瀬の磐田カルチャースイミングセンターで活動している。

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