8日に袋井で「ハーモニー花火」 「遠州の花火」代替イベント

 コロナ禍で3年連続の中止となった「ふくろい遠州の花火」の代替イベント「ハーモニー花火」(袋井商工会議所主催、静岡新聞社・静岡放送協賛)が8日夜、袋井市内で開催される。8カ所で計600発の花火を打ち上げ、袋井の秋の夜空を彩る。

ハーモニー花火をPRする関係者=袋井市高尾の袋井新産業会館キラット
ハーモニー花火をPRする関係者=袋井市高尾の袋井新産業会館キラット

 市内8自治会連合会の協力で午後7時から一斉に打ち上げる。交通への影響などを考慮し、打ち上げは1カ所当たり75発、約3分間と最小限の規模にとどめた。市内各所で繰り広げられる秋祭りの盛り上げに一役買う狙いもある。
 2020、21年は事前告知なしのサプライズ花火を打ち上げた。より多くの市民に花火を見てもらおうと今回のイベントを企画し、市内外の企業約180社の協賛で実現した。「来年こそは地域を挙げての花火大会を復活させたい」との思いを込め、ハーモニーと名付けたという。
 4日には、本番直前の打ち合わせが同市高尾の袋井新産業会館キラットで行われた。自治会や花火業者、警備会社の関係者らが当日の段取りを最終確認し、本番に向けて士気を高めた。
 荒天の場合は9日に延期する。問い合わせは同商議所<電0538(42)6151>へ。

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