珍アマガエル 青と白の共演 沼津・あわしまマリンパーク

 沼津市内浦重寺のあわしまマリンパーク内のカエル館で、青色と「アルビノ」の珍しいニホンアマガエルが展示され、来館者の注目を集めている。

展示中の青色とアルビノのニホンアマガエル=沼津市内浦重寺のあわしまマリンパーク
展示中の青色とアルビノのニホンアマガエル=沼津市内浦重寺のあわしまマリンパーク

 展示されているのは体長3センチほどの2匹。ニホンアマガエルは緑色の個体が多いが、突然変異によって皮膚の色素細胞が欠損することがある。同館によると、黄色の色素細胞が欠損すると青色に、色素細胞を持たないと白や黄色の「アルビノ」個体になるという。同市と伊豆の国市の住民が自宅付近などで発見し、同館に届けた。
 青色のカエルは徐々に灰色に変化していて、10月末ごろまでに完全な灰色になる可能性があるという。担当者は「青色とアルビノのカエルが同時に見られるのは非常に珍しい。ぜひ見てほしい」と話した。

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