SDGs体験して学ぶ 清水町環境展 燃料電池車展示や科学実験
清水町はこのほど、持続可能な開発目標(SDGs)を楽しく学び、体験することをテーマにした環境展を町地域交流センターで初めて開いた。講演会や体験ブースを開き、多くの家族連れでにぎわった。
町ではSDGsを身近に感じてもらおうと、ことしから本格的に取り組みを開始。小学校で職員による授業も行っている。
環境実験パフォーマー「らんま先生」による講演会では、約140人が科学実験を通してリサイクルやごみの分別の大切さを学んだ。ブースには、2030年の海を想定した模擬魚釣りや自転車で発電できる体験コーナーが設けられた。不要な食品を集めるフードドライブや企業による燃料電池車の展示も行った。
町の担当者は「学んだことを家でも意識してほしい」と話した。
(東部総局・山本萌絵佳)