スポーツ施設復旧に力 募金活動スタート ベルテックス静岡

 バスケットボール男子Bリーグ3部(B3)のベルテックス静岡は、9月の台風15号で被害を受けた公共スポーツ施設の復旧支援を目的とした「ベルテックス静岡スポーツ募金」活動をスタートした。17日は静岡市葵区のJR静岡駅北口地下広場で選手有志が通行人に協力を呼びかけた。

台風15号で被害を受けたスポーツ施設の復旧を目的に、募金を呼びかけるベルテックス静岡の選手=静岡市葵区のJR静岡駅北口地下広場
台風15号で被害を受けたスポーツ施設の復旧を目的に、募金を呼びかけるベルテックス静岡の選手=静岡市葵区のJR静岡駅北口地下広場

 台風15号では、同市の安倍川河川敷スポーツ広場が冠水によりグラウンドの複数箇所が削られたり、西ケ谷総合運動場の野球場とテニスコートが大量の雨水流入により人工芝が隆起したりして使用できなくなっている。
 クラブは1日の開幕戦に合わせてサッカーJ1清水エスパルスと協働で同市への災害義援金の募金活動を行ったが、今回は「スポーツで日本一ワクワクする街へ」というクラブ理念の下、対象をスポーツ施設の復旧費に絞って善意を募る。
 岡田雄三主将は「競技に関係なく、困っているスポーツ関係者を助けたい。継続していくことが重要」と話した。ホームゲームや協力団体の店頭などでも呼びかける。

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