爽やか香水で袋井・幸浦地域発信 地元協議会とメーカー開発
袋井市浅羽南地区の住民でつくる幸浦地域まちづくり協議会はこのほど、地元の香料・食品素材メーカー高砂フードプロダクツと共同で幸浦地域をイメージした香水「オードトワレ幸浦」を開発した。関係者が市役所を訪ね、大場規之市長に完成報告した。
地域貢献の取り組みとして同社が協議会に香水の作成を提案。プロジェクトを立ち上げ、半年かけて製作した。香りを選定する際には、幸浦コミュニティセンターの利用者や市職員ら400人以上による投票で決定した。
フローラルブーケとかんきつ系の香料を組み合わせ、爽やかな香りに仕上げた。1500本製作し、幸浦コミュニティセンターがイベントなどで紹介するほか、市が首都圏交流会などのイベントでPRに活用する。
幸浦地域まちづくり協議会の小杉幸一会長は「幸浦のイメージをしっかりと表現した香水が完成した」とあいさつ。大場市長は「地域の振興のために活用していきたい」と述べた。