ロック・フィールド 冷凍食品に本格参入へ 磐田拠点の総菜大手

 磐田市に生産拠点を置く総菜大手ロック・フィールド(本社・神戸市)は11月1日から、新たに立ち上げた冷凍食品ブランド「RFFF(ルフフフ)」の商品販売をオンラインショップで始める。生活スタイルの変化やコロナ禍の巣ごもり需要で伸長する冷凍食品市場に本格参入し、ニーズを捉える。

11月から販売開始する冷凍食品ブランド「ルフフフ」の一部商品
11月から販売開始する冷凍食品ブランド「ルフフフ」の一部商品

 ロック・フィールド・フローズン・フーズの頭文字を取った新ブランドのラインアップは魚介、肉、グラタン、パスタ、スープ、揚げ物の6分野で約30種類。中心価格は800~900円台。同社は「素材選びや調理工程などこれまでのチルド料理で培ったノウハウを生かし、高品質で本格的な味わいにこだわった冷凍食品を提供する」としている。磐田市下野部の静岡ファクトリーでは来年1月から揚げ物を中心に生産する。
 同社は県内を含め全国のデパ地下や駅ビルで総菜店「RF1(アール・エフ・ワン)」「神戸コロッケ」などを展開する。

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