浜松・松菱跡地にベッドベンチ 30日まで野外イベント 新たな中心市街地の在り方提示

 浜松市中区鍛冶町の松菱跡地で22日、野外イベント「オン・ライン・クロスロード」が始まった。ベッドを使った屋根付きのベンチやワークショップのブースなどが並び、誰でも無料で入場できる。開催は23、29、30日を含む4日間。

ベッドを使ったベンチで思い思いに過ごす来場者=浜松市中区鍛冶町
ベッドを使ったベンチで思い思いに過ごす来場者=浜松市中区鍛冶町

 障害者アートやまちづくりに取り組む同区のNPO法人クリエイティブサポートレッツが、昨秋に続き地権者の協力を得て開いた。今回のテーマは美術家深沢孝史さんが発案した「スリーピングシティプランニング」。開かれた場と私的空間を表すベッドを組み合わせ、誰もが交流しながら居心地よく生活できる、新たな中心市街地の在り方を提示した。
 落書きスペース、カフェのサービス、音楽ライブなどもあり、初日は家族連れなどでにぎわった。24~28日も入場は可能。同NPOホームページで日程を掲載している。

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