書家土井さん主宰「福南会」が作品展 浜松市中区のギャラリー

 磐田市の書家土井汀花さん(73)が主宰する福南会の作品展「第31回福南会書展」が27日、浜松市中区のしずぎんギャラリー四季で始まった。30日まで。

さまざまな書体の作品が並ぶ書展=浜松市中区のしずぎんギャラリー四季
さまざまな書体の作品が並ぶ書展=浜松市中区のしずぎんギャラリー四季

 「自分の道を自分らしく表現する書」をテーマに、4~85歳の門下生らが書いた164点を展示している。「忘己利他」「脚下照顧」といった四字熟語、谷川俊太郎の詩や「世界に一つだけの花」の歌詞など自由な題材を、楷書、行書、草書とさまざまな書体でしたためた。土井さんがふすまほどの大きさの和紙に象形文字で一字ずつ表現した「森羅万象」も来場者の目を引く。
 土井さんは「デジタルが発展しているが、若い人たちにも自分の手で文字を表現する楽しさを味わってほしい」と話した。

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