トータルテンボスが一日消防署長 御殿場市出身のお笑いコンビ

 9日から始まる全国秋の火災予防週間を前に、お笑いコンビ「トータルテンボス」が5日、駿東伊豆消防本部で一日消防署長と副署長を務めた。大村朋宏さんと藤田憲右さんはともに御殿場市出身。業務体験や商業施設での啓発を通して、火災予防を訴えた。

119番受信体験をする藤田さん(左)と大村さん=沼津市内
119番受信体験をする藤田さん(左)と大村さん=沼津市内
一日消防署長活動への抱負を語る大村さん(右)と藤田さん=沼津市の駿東伊豆消防本部
一日消防署長活動への抱負を語る大村さん(右)と藤田さん=沼津市の駿東伊豆消防本部
119番受信体験をする藤田さん(左)と大村さん=沼津市内
一日消防署長活動への抱負を語る大村さん(右)と藤田さん=沼津市の駿東伊豆消防本部

 沼津市の同消防本部で委嘱式が行われ、沼津東高出身で、署長を委嘱された大村さんは「身が引き締まる思い。職務を全うしたい」と意気込んだ。副署長の藤田さんは「心の火は消さないようにしたい」と笑いを誘いながら、「乾燥してくる時期。意識するだけで違う」と火災予防へ思いを新たにした。
 2人は119番の受信体験も行った。救急車要請の模擬通報を受けた藤田さんが、状況や場所、連絡先などを正確に聞き取った。その後、商業施設や沼津港で火災報知機の設置などを呼びかけた。
 同消防本部は、昨年秋に作成した火災予防ポスターにトータルテンボスを起用している。
 

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