本山茶味わって 静岡・駿府城公園紅葉山庭園でお茶まつり
静岡市の山間地で生産される本山茶を味わう「駿府本山秋のお茶まつり」(駿府本山お茶まつり委員会主催)が5日、同市葵区の駿府城公園紅葉山庭園と市歴史博物館で始まった。6日まで。
新型コロナウイルスの影響で開催は3年ぶり。会場では、生産者が丁寧に入れたこだわりのお茶を来場者が味わった。生産者が本山茶の歴史や製造法、入れ方も紹介している。
庭園の外には、抹茶ひきや手揉み体験のコーナーが設けられ、親子連れが茶に触れて、香りを楽しんだ。
庭園の茶室に訪れた同区の小柳愛子さん(25)は「甘みやだしのような深い香りを感じた。家で入れるお茶とは比べものにならない」と笑顔を見せた。
呈茶はお菓子付きで1杯500円。