浜松まつりの歴史 浜松・入野小が勉強会 凧揚げ会、講師に招く

 浜松市西区の入野小はこのほど、地元の凧(たこ)揚げ会関係者を同校に迎え、特別授業を開いた。3年生約75人が講話を通じ浜松まつりの歴史を学んだ。

浜松まつりの歴史を児童が学んだ講話=浜松市西区の入野小
浜松まつりの歴史を児童が学んだ講話=浜松市西区の入野小

 飯尾哲示会長(72)ら6人が児童の疑問に答え、浜松まつりに参加する町の数や練りの文化、凧の作り方などを説明した。凧揚げの際に吹くラッパの音色も披露した。
 青木瑠維君(9)は「知らないことばかりだった。いろいろな歴史があると勉強になった」と話した。
 「入野町の自慢を伊豆下田まで発信しよう」をテーマにした総合学習の一環。同校は地域の神社や古墳、佐鳴湖のウナギについても調べ学習を進めている。学んだ成果は12月に、下田市の大賀茂小と浜崎小の児童にオンラインで発信し、交流を図るという。

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