スズキ、Vストローム3機種初披露 国内でも順次投入へ

 スズキは13日、二輪「V―STROM(ブイストローム)」の愛好家ミーティングを浜松市南区の本社で開き、日本国内未発売の3機種を初めて披露した。鈴木俊宏社長は、いずれも順次国内で発売する考えを示した。

日本で初披露された「V-STROM」の3モデル=13日、浜松市南区のスズキ本社
日本で初披露された「V-STROM」の3モデル=13日、浜松市南区のスズキ本社

 Vストロームはオンロード、未舗装路を含む幅広い走行シーンに対応したアドベンチャーバイクで、“クチバシ”状のフロントフェンダーなどが特徴。2002年に海外で発売し、シリーズ累計で約44万台を販売した。
 この日は、23年から欧米を中心に発売予定の1000cc級「V―STROM 1050DE」、800cc級「同800DE」に加え、インドで発売済みの250cc級「同SX」を展示した。各機種の設計担当者が登壇し、機能強化のポイントなどを解説した。
 会場には全国からライダーら1031人、672台が集結した。鈴木社長は「お帰りなさい。3年ぶりのリアル開催のミーティングで、親交を深めてほしい」と呼びかけた。
 兵庫県尼崎市から駆け付けたバス運転手伊藤和明さん(56)は「乗りやすくて、安心感が大きいバイク。今日のイベントが待ち遠しかった」と話した。

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