竹灯籠点灯こぼれる光 用宗漁港・津波避難タワー 小学生ら制作
静岡市駿河区の用宗漁港の津波避難タワーが竹灯籠でライトアップされている。地元有志でつくる「用宗を楽しくする会」が、住民にタワーに登ってもらい防災意識を高めてもらおうと企画した。来年4月30日まで。
同会の会員や地域の小学生ら55人が約200個の竹灯籠を制作した。材料となる竹は同区小坂地区の放置竹林から伐採した。花や猫の絵、幾何学模様を刻み、こぼれた光が来場者を楽しませている。
同会の島直也さん(44)は「避難タワーに対して怖いというイメージを持つ人は多い。今回のライトアップを登る機会にしてもらいたい」と話した。