手話言語条例制定 清水町長方針示す 町議会一般質問

 清水町の関義弘町長は7日の町議会12月定例会で、手話言語条例を制定・施行する方針を示した。石垣雅雄氏(公明党)の一般質問に答えた。
 同条例は手話の普及促進で、ろう者とろう者以外が共生する地域を目指すもので、内容や制定・施行の時期は今後詰める。町によると、聴覚の障害者手帳を持つ人は82人(2021年度末時点)。このうち、言語を手話のみで生活している人は7人という。
 町内には県認定手話通訳者や手話通訳士はいない。必要とする人には、町社会福祉協議会が沼津市内の通訳士らの派遣を受けているという。

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