初のコワーキングスペース 富士宮市中心部、創業支援やマッチング

 富士宮市中心部に12日、市内初となる本格的なコワーキングスペース「コネクティッド スタジオ アイ ハブ」が開業する。人と人がつながるきっかけを提供し、創業支援やビジネスマッチングなどを展開していく。

コワーキングスペースを内覧する地元関係者ら=富士宮市大宮町
コワーキングスペースを内覧する地元関係者ら=富士宮市大宮町

 沼津市の人材派遣会社サン・プランナーが富士宮市の補助金を活用して同市大宮町のJR富士宮駅近くに整備し、運営を担う。1階部分に受付や一時利用が可能なカフェスペース、レンタル本棚を設けたエントランスフロアと、イベントスペースの2部屋を用意。2階にはメインフロアとなる会員専用のワークスペースを広く設けた。施設内でイベントも定期開催していく。
 12月初旬に同施設前でセレモニーを開き、地元関係者とテープカットを行った。同社の小松剛之代表は「地方からどんどん挑戦できる施設をつくっていきたい。富士宮の産業に少しでも協力できたら」と意気込む。開業前に同社と市は連携協定を締結。須藤秀忠市長は「多様な働き方を推進する市にとって大変心強い」と期待した。

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