南小の北校舎改築へ 清水町議会、設計業務予算を可決

 清水町議会12月定例会は20日の最終本会議で、南小の北校舎改築に向けた設計業務費8025万円を盛り込んだ2022年度一般会計補正予算案を賛成多数で可決した。北校舎は建て替える方針。
 築50年以上経過し、老朽化などが問題になっている南小の北校舎について、町は22年度当初予算で調査費を計上した。調査結果などを踏まえ、町として建て替えが必要と判断した。早急に取りかかりたいとして、債務負担行為補正で対応した。国の方針に基づいて21年3月に策定した「学校施設長寿命化計画」では、大規模改修予定としていた。
 反対討論には5人、賛成討論には3人が登壇した。反対意見として「地域の住民と十分議論を尽くすべき」などが挙がった。賛成意見は「学習環境の悪化と安全確保を改善するべきである中、大きく評価できる」などが出た。
 12月定例会は補正予算案など14議案をいずれも原案の通り可決して閉会した。

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