茶況(12月22日)茶草場農法を体験 掛川で中電社員
中部電力グループ3社の新入社員59人が21日、掛川市東山の茶園で茶草場農法の体験ボランティアをした。
参加者は20班に分かれてそれぞれ農家から指導を受けた。ススキやササを乾燥させた茶草を切断して大きな袋に詰め、茶園の畝間に敷く作業を手伝った。袋は15キロほどあり、社員や農家が2人一組で敷いた。
掛川市出身の榛村慶太さん(19)は「袋が重くて大変だと感じた。敷いた茶草を平らにするなど想像より細かい作業が多い。今後は感謝の気持ちでお茶を飲みたい」と話した。
ボランティアは、重労働の作業の負担を企業と協働で軽減しようと掛川市が募集し、活動してもらっている。