サイエンスカフェ 農林業の科学技術、身近に 磐田で市民向け講座

 静岡県立農林環境専門職大・短期大学部は14日、農林業にまつわる科学技術について、市民に気軽に触れてもらう講座「サイエンスカフェ」を磐田市上新屋の市新造形創造館で開いた。初回は、同大短期大学部の稲葉善太郎教授が講師を務めた。

「マーガレットの魅力と多様な品種による産地育成」と題して講話する稲葉教授=磐田市上新屋の市新造形創造館
「マーガレットの魅力と多様な品種による産地育成」と題して講話する稲葉教授=磐田市上新屋の市新造形創造館

 生産技術の高度化など、農林業を取り巻く環境の変化を捉えるとともに、科学を身近に感じてもらう狙い。開催は年数回程度を予定し、この日は市内外から22人が受講した。
 稲葉教授は「マーガレットの魅力と多様な品種による産地育成」と題して講話。国内外で新品種が生み出されているマーガレットの栽培に関する歴史や品種改良、育種技術の進歩などを紹介した。
 次回は3月11日午後1時半から開催する。参加無料。事前予約が必要で、申し込みは同大ホームページから受け付ける。問い合わせは同大<電0538(31)7905>へ。

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