新理事長に市瀬さん 富士宮青年会議所 防災切り口に事業計画

 1月1日付で新体制が発足した一般社団法人富士宮青年会議所(JC)の理事役員らが13日、富士宮市役所を訪れ、須藤秀忠市長に抱負を語った。第52代理事長には市瀬龍平さん(38)=龍亜産業=が就任した。「目まぐるしい情勢の中だからこそ、前向きにチャンスと捉えて進んでいく」と意気込んだ。

今年の抱負を須藤市長に語る市瀬理事長(中央)=富士宮市役所
今年の抱負を須藤市長に語る市瀬理事長(中央)=富士宮市役所

 市瀬理事長はスローガン「大切な人が住まう まちのために 今こそ変わろう JCI富士宮」を発表した。その狙いを「住んでいるまちのために行動する気持ちを醸成していきたい」と説明した。
 まちの変化に向けては「防災」を切り口にした事業を計画していると紹介。「防災を切り口に、もっとまちが好きになる機会を提供しながら、有事の際には、まちのために能動的に動ける人を増やしたい」と見据えた。
 市役所には新体制の理事役員ら8人が出席し、各委員会から活動方針や意気込みを語った。須藤市長は市の施策を紹介し、「手を取り合って頑張っていきたい」と呼びかけた。

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