食べ比べにぎわう 佐久間新そばまつり、3年ぶり開幕 22日まで

 浜松市天竜区佐久間町の旧佐久間協働センター駐車場で21日、「佐久間新そばまつり」(実行委主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が始まった。22日までの2日間で、開催は3年ぶり。県内外のそばを提供する出店や地元の飲食店が並び、にぎわいを見せている。

県内外のそばを食べ比べて楽しむ家族連れ=浜松市天竜区佐久間町
県内外のそばを食べ比べて楽しむ家族連れ=浜松市天竜区佐久間町

 地元のNPO法人「がんばらまいか佐久間」をはじめ、福島県磐梯町の「会津磐梯そば道場」や長野県伊那市の「高遠そばの会」などが参加し、幅広い地域のそばが会場に集まった。食べ比べを楽しもうと、午前中から多くの出店で行列ができていた。
 駐車場近くの佐久間歴史と民話の郷会館では、そば打ち名人の唐橋宏さん(75)=会津若松市=がそば打ちを実演した。唐橋さんは、ウクライナへの義援金を募り、千円を寄付した来場者にそば1パックを提供した。
 家族3人で訪れた同区佐久間町の会社員上村啓人さん(23)は食べ比べを楽しんだ。「食感やだしに違いがあって面白い。毎年(新そばまつりが)あるとうれしい」と話した。
 会場運営には、同町の浜松湖北高佐久間分校の生徒が両日ともボランティアで参加している。

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