心の不調、支援につなげる「ゲートキーパー」養成 清水町で研修会

 清水町は23日、心の不調に悩む人の支援につなげる「ゲートキーパー」の養成研修会を町役場で開いた。町民39人が、悩みを抱える人の話を聞くこつなどを学んだ。

悩みを抱える人の話を聞くこつを伝えたゲートキーパー養成研修会=清水町役場
悩みを抱える人の話を聞くこつを伝えたゲートキーパー養成研修会=清水町役場

 町担当者が講師を務め、町民へのアンケートで2割の人が「死にたい」と思ったことがあることや、動機などの現状を紹介。声かけの練習を行い、悩んでいる人のペースに合わせることや雰囲気づくりの重要性を伝えた。担当者は「孤立しないよう地域全体で支えることが大事」と強調した。
 町は自殺対策推進計画で、年間50人のゲートキーパー養成を目指している。

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