起業に向けアイデア発表 静岡・葵区で体験イベント 社会人や学生28人参加

 起業体験イベント「スタートアップ・ウイークエンド静岡」(NPO法人Startup Weekend主催)が27~29日、静岡市葵区で開かれた。起業や新規事業に関心のある社会人や学生が3日間にわたり、ビジネスプランを出し合い発表した。

起業に向けたビジネスアイデアを披露する参加者=静岡市葵区
起業に向けたビジネスアイデアを披露する参加者=静岡市葵区

 静岡県内外から参加した28人が6チームを作り、社会課題の解決を図るアイデアについて意見を交わした。街頭に出て市場調査を行い、事業の戦略や採算性を踏まえて具体的なプランを構築した。
 29日の発表会で1位に輝いたのは、隙間時間の有効活用を図るアプリを提案した「どうしよ家康」チーム。代表者で湖西市の会社員、藤本幸司さん(38)は「アイデア実現のためには仲間の力が欠かせないことがわかった」と話した。審査員を務めた事業支援会社「bridge」=東京都=の大長伸行社長は「使用シーンが想像できる。すぐにでも実現してほしい」とエールを送った。
 同イベントは国内外で行われていて、同市では4回目。

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