御殿場など静岡県東部で積雪 警報級の大雪のおそれも

 太平洋沿いを発達しながら東北東へ向かう南岸低気圧と上空の寒気の影響で、県内は10日未明から山間部を中心に雪が降り始め、御殿場など県東部の一部で積雪があった。静岡地方気象台は、予想より気温が低くなったり降雪が長引いたりした場合、山地などで警報級の大雪となる可能性があり、注意を呼びかけている。

降り始めた雪の中を足早に歩く人たち=10日午前8時半ごろ、JR御殿場駅前(東部総局・山川侑哉)
降り始めた雪の中を足早に歩く人たち=10日午前8時半ごろ、JR御殿場駅前(東部総局・山川侑哉)
降り始めた雪の中を足早に歩く人たち=10日午前8時40分ごろ、JR御殿場駅前(東部総局・山川侑哉)
降り始めた雪の中を足早に歩く人たち=10日午前8時40分ごろ、JR御殿場駅前(東部総局・山川侑哉)
降り始めた雪の中を足早に歩く人たち=10日午前8時半ごろ、JR御殿場駅前(東部総局・山川侑哉)
降り始めた雪の中を足早に歩く人たち=10日午前8時40分ごろ、JR御殿場駅前(東部総局・山川侑哉)

 御殿場市中心部では午前6時過ぎから降り始め、畑や住宅の屋根を白く染めた。出勤前に車の窓ガラスに積もった雪を落とす作業をしたり、傘を握り締めて足早に目的地に向かったりする人の様子が見られた。
 気象台によると、午前10時現在、御殿場で1センチの積雪を観測した。午後6時までに予想される24時間最大降雪量は東部、伊豆、中部の山地で15センチ、西部の山地で10センチの見込み。
 国土交通省沼津河川国道事務所によると、積雪と路面凍結のため、国道138号バイパスのぐみ沢-須走間を通行止めにした。県東部を中心に、雪による幹線道路への影響が出た。

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