焼津市テレワーク拠点 5月プレオープン 準備着々、利用定着へ予算計上

 焼津市が、漁具倉庫(同市中港)をリノベーションして整備しているテレワーク拠点施設「焼津PORTERS」について、5月にプレオープンすることが11日までの関係者への取材で分かった。2023年度当初予算案に施設利用の定着化など関連事業費4400万円を計上。にぎわい創出を図り、拠点の魅力向上を推し進めていく。

5月のプレオープンに向け整備が進む「焼津PORTERS」=焼津市中港
5月のプレオープンに向け整備が進む「焼津PORTERS」=焼津市中港

 同施設は5月以降、既に完成しているコワーキングスペースやシャワールームに加え、ワーケーションルーム、飲食施設が利用できる。市によると、2社がサテライトオフィスを施設に置く方針。このほか、8社が従業員の利用を考えているという。
 施設では、サテライトオフィスを置く企業が中心となって、デジタル関連の講座といったイベントを開く予定。市ではこうした取り組みを支援することで、利用者の定着を図るとともに、進出企業を呼び込みたい考え。

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