交流センター活用策は 高校生や町職員が議論 清水町

 清水町は11日、行政と住民が協働して町の課題解決を図るワークショップ(WS)を町地域交流センターで開いた。地元高校生や町職員らが昨年9月から、魅力ある同センターの実現をテーマに意見交換した全3回のWSの最終回。集大成として、施策につながるアイデアを発表した。

清水町地域交流センターの活用について話し合う参加者=同所
清水町地域交流センターの活用について話し合う参加者=同所

 参加者約30人は3グループに分かれて、知名度の低さなどが課題に挙がるセンター活用案をこれまでの内容を深めて話し合った。常葉大造形学部の学生が進行役を務め、図やイラストを付けて模造紙にまとめた。
 発表では、紹介動画を作成する▽高校生が主体となり部活動としてイベントを企画運営する▽多世代が交流できるカフェをつくる―などのアイデアを提案した。日大三島高1年の勝又千紘さん(16)は「自分たちで(提案を)作り上げていくのが楽しかった。形になったらうれしい」と話した。
 提案は2023~24年度での事業化実現を検討する。
 (東部総局・山本萌絵佳)

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