まち活性化へ 高校生提案 柿田川で地域通貨活用を 沼商プロジェクト発表会

 沼津商業高(清水町)で17日、生徒が地域課題の解決策を考える探求学習「沼商プロジェクト」の最終発表会が行われた。同町と沼津市、三島市の職員らを審査員として招き、1年生の代表グループがアイデアを提案した。

地域活性化のアイデアを発表する生徒=清水町の沼津商業高
地域活性化のアイデアを発表する生徒=清水町の沼津商業高

 生徒は4~5人でチームを組み、一つの市町を担当。約40チームの中から事前に生徒らの投票で選ばれた11チームが、担当した市町の「強み」「弱み」「解決策と企画」などを発表した。清水町を担当したグループは、フィールドワークで行った柿田川公園と地域通貨「ゆうすいポイント」を組み合わせた活用事例のアイデアを、動画でまとめて紹介した。
 1年生は昨年4月からプロジェクトの一環として、町職員からの講義やフィールドワークを行い、伝わるプレゼンの仕方や地域活性化の方法を学んできた。古屋永明さん(16)は「特産品を使った料理を考えてみた。調べている中でその市町の知らないところがたくさん見つかったので良かった」と話した。
 

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