清水町当初予算案 継続事業中心に骨格編成 一般会計99億円

 清水町は22日、2023年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比5%減の99億800万円。任期満了に伴う町長選や町議選を4月に控え、継続事業を中心にした骨格予算の編成となった。特別会計などを合わせた総額は2・6%減の179億7600万円。

清水町2023年度 予算案
清水町2023年度 予算案
清水町当初予算案の主な事業
清水町当初予算案の主な事業
清水町2023年度 予算案
清水町当初予算案の主な事業

 歳入のうち、町税は2・9%増の55億8300万円。企業収益の回復を見込んだ。道路や河川の建設事業を必要最小限としたため、町債は86・3%減の7600万円。自主財源比率は65・3%となった。
 歳出では、昨年12月議会の債務負担行為で設定した、築50年以上で老朽化が問題の南小北校舎改築に向けた工事設計事業を盛り込んだ。現在は西小のみの特別支援学級の情緒学級を4月から拡充し、町内全3校に置く。22年度は国の地方創生臨時交付金を充てて、据え置いていた学校給食費の値上げ分を負担する。

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