晩茶研究会がグランプリ にっぽんの宝物・ドリンク部門 焼津市長に報告

 焼津市の長峰製茶が中心となって活動する「晩茶研究会」が開発した商品が、「にっぽんの宝物JAPAN大会2022―23」(同事務局主催)のドリンク部門でグランプリを獲得した。1日に同製茶の多々良高行社長らが市役所に中野弘道市長を訪ね、受賞を報告した。

受賞を報告する多々良社長(左)たち=焼津市役所
受賞を報告する多々良社長(左)たち=焼津市役所

 受賞商品は「スパークリングティーbodhi(ボーディー)」。晩茶のノウハウを生かした乳酸発酵茶を原料としたボトリングティー。蜂蜜やかんきつを思わせるような香りが特徴。大会の審査では健康とノンアルコール需要に合って、静岡茶の新たな展開になり得ると評価された。
 多々良社長は魚とも相性の良い味となっているとし「受賞をきっかけに地域活性化につながれば」と話した。中野市長は「おしゃれな企画で素晴らしい」と絶賛した。
 大会は2月23、24両日に都内で開かれた。世界に通用するような国内各地の逸品や体験を選定する企画で、12年からスタートした。

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