モルック楽しむ 御殿場の小学校に競技セット 大会事務局が贈る

 御殿場市教育委員会はこのほど、1月に同市でモルックの大型大会を開催した東京モルックチャンピオンシップ事務局から競技セット計30組の寄贈を受けた。市内の10小学校に配り、子どもたちに親しみを持ってもらう。

モルックの楽しさや奥深さに触れる子どもたち=御殿場市の高根ふれあい広場
モルックの楽しさや奥深さに触れる子どもたち=御殿場市の高根ふれあい広場

 モルックは木製の棒を投げて点数の書かれたピンを倒し、50点ちょうどの得点を狙う。ピンははじかれた場所に再び立て、50点を超えると25点に減点される。2チーム以上で対戦する場合は相手に思うように得点させない戦術が必要になる。
 同市の高根ふれあい広場で開かれた寄贈式後には、高根小の4年生約30人がモルックを体験。日本最大チーム「サクラントリプルスリー」の和田貴裕代表(同市出身)や「高根をモルックの聖地に」との思いで結成した地元チーム「ナカモル御殿場」のメンバーらにこつを教わりながら楽しんだ。土屋和花さんは「まっすぐ投げたのに、曲がって難しかった」と競技の奥深さに触れたようだった。

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