茶況(3月21日)ほうじ茶の焙煎実演 藤枝の茶農家

 新茶シーズンを前に、藤枝市瀬戸谷地区で茶園を営む箕作めぐみさん(40)による、ほうじ茶の焙煎(ばいせん)体験が19日、同市の茶文化発信施設とんがりぼうで行われた。箕作さんが煎茶を土鍋で焙煎し、参加者はほうじ茶の香りと味を楽しんだ。

箕作めぐみさん(左から2人目)が焙煎したほうじ茶を試飲する参加者=藤枝市のとんがりぼう
箕作めぐみさん(左から2人目)が焙煎したほうじ茶を試飲する参加者=藤枝市のとんがりぼう

 箕作さんは茶農家の1年間の仕事を紹介。一番茶は二番茶よりも栄養価が高いことや、浅蒸し茶と深蒸し茶の違いなど茶の奥深さを説明しながら、煎茶、和紅茶、釜炒り茶を提供した。
 箕作さんは「お茶は新茶の時期になると注目されやすいが、年間を通して季節ごとに魅力や面白さがあることを知ってほしい」と話した。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞