御殿場南高生らが啓発 自転車ヘルメット努力義務化 

 御殿場署などは31日、自転車乗車時のヘルメット着用が4月から努力義務化されることを周知するため、啓発活動を御殿場市のJR御殿場駅富士山口の駐輪場で実施した。

駐輪場の利用者にヘルメット着用を呼びかける参加者ら=御殿場市のJR御殿場駅富士山口駐輪場
駐輪場の利用者にヘルメット着用を呼びかける参加者ら=御殿場市のJR御殿場駅富士山口駐輪場

 署員や市、県交通安全協会御殿場地区支部の関係者らに加え、自転車普及を通じた地域活性化をテーマに探究学習を行っている御殿場南高の生徒たちが参加した。通学通勤中の駅利用者らに声をかけ、自転車乗車中の交通事故においてヘルメット未着用者は着用者に比べて致死率が約3倍になることなどを伝えるチラシや反射材を配った。
 同校の勝又悠翔さん(16)は今年に入り、路面凍結により自転車がスリップして転倒した際、ヘルメットをかぶっていたために大けがを回避できたという。「自転車通学する生徒の中で、かぶっている人がほぼいない状況。大切さを少しずつ広めたい」と話した。

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