「森のお茶」繁栄さらに 茶商組合、小国神社で祈願 森町

 新茶シーズンの到来に合わせ、森町茶商組合は13日、同町一宮の小国神社で「遠州森の茶献茶祭」を執り行い、関係者が町の茶業のさらなる繁栄を祈願した。

神前に供える茶を奉仕する煎茶道静風流の天野さん=森町の小国神社
神前に供える茶を奉仕する煎茶道静風流の天野さん=森町の小国神社
初摘みを行う太田町長(右から3人目)ら=森町内
初摘みを行う太田町長(右から3人目)ら=森町内
神前に供える茶を奉仕する煎茶道静風流の天野さん=森町の小国神社
初摘みを行う太田町長(右から3人目)ら=森町内

 町内の生産者や茶商、JA職員、商工団体代表ら約50人が出席。煎茶道静風流の天野智堂さん、守本湖堂さんがお点前を披露し、神前に茶を供えた。同組合の松浦芳雄組合長はあいさつで「いよいよ新茶の季節を迎える。伝統、文化を継承しつつ、森の茶の魅力を発信していく」と強調した。
 一宮地区の茶園で森の茶をPRする初摘みも行われ、太田康雄町長や茶娘姿の「遠州の小京都森町プロモーション大使」らがもえぎ色の茶葉を摘み取った。初取引は前年より7日早い14日に行われる。

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