金谷地域で新茶初取引 わせ品種上場 威勢良く手合わせ

 金谷地域の新茶初取引が15日、島田市のJA大井川五和支店で行われた。生産者や茶商ら関係者が新茶シーズンの幕開けを祝った。

取引成立で手合わせする関係者=島田市のJA大井川五和支店
取引成立で手合わせする関係者=島田市のJA大井川五和支店

 わせ品種の金谷いぶき、さえみどりの2口64・5キロが上場。買い手側は荒茶の形状や色などを吟味し、取引が成立すると威勢良く手合わせした。
 初取引に先立ち、開所式が行われた。同JAの増田政光組合長は「取り巻く環境は厳しいが、良い取引になってほしい」とあいさつした。市茶業振興協会長の染谷絹代市長は「稼げる茶業につながるよう島田市も支援していく」と述べた。

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