浜松まつり 市の凧、糸目付け 家康公ゆかりの地PR
浜松まつり(5月3~5日)の初日に揚げる浜松市の凧(たこ)の「糸目付け」が22日、南区の浜松まつり会館で行われた。新型コロナの影響で市の凧を揚げるのは4年ぶり。市職員らが凧揚げに必要な糸を、まつり組織委員会企画統制監理部やたこ揚げ経験のあるベテラン職員らの指導を受けながら取り付けた。
今年は大河ドラマの放送を機に「徳川家康公ゆかりの地 浜松」をPRしようと22年に公募で決めたロゴマークを絵柄の「凧印」としてあしらった。糸目付けは開会宣言に合わせて凧揚げ会場で揚げる6帖(2・9メートル四方)と、予備の4帖(2・4メートル四方)の計2枚で行った。6帖凧では、太い親糸3本と細い小糸26本を、バランスを見極めながら丁寧に取り付けた。
市の斉田一朗観光・ブランド振興担当部長(55)は「市の凧も参加町の凧も高く舞い上げ、オール浜松でまつりを盛り上げたい」と話した。