外から見る浜松の魅力 浜松まつり開幕合わせ やらまいか大使対談

 「浜松市やらまいか大使まつり・歴史講談トークショー」(静岡新聞社・静岡放送主催、浜松まつり組織委員会共催)が3日、同市中区のプレスタワーで開かれた。いずれも市内出身で市のPRに協力する講談師田辺一邑さんと“世界の絶景プロデューサー”詩歩さんが、浜松の魅力について対談した。

浜松の魅力を語り合う田辺さん(左)と詩歩さん=浜松市中区のプレスタワー
浜松の魅力を語り合う田辺さん(左)と詩歩さん=浜松市中区のプレスタワー

 浜松まつりの開幕に合わせて、街なかのにぎわい創出を目的に企画した。歴史を題材に講談を創作する田辺さんは「三方ケ原の戦い」で一席を披露。世界の絶景探しに取り組む詩歩さんは、天竜区の秋葉山鳥居や花桃の里で撮影した美しい写真を紹介した。
 日頃から仕事で全国を巡る2人は、浜松の豊かな歴史や農産物の品質など「外に出て初めて気づく魅力が多い」と声をそろえた。一方、発信力の弱さを課題に挙げ、詩歩さんは「私も若者に刺さる地域のネタを発掘するので、皆さんと一緒に発信したい」と呼びかけた。田辺さんも「浜松出身の偉人は驚くほど多い。講談にして広めたい」と今後の目標を語った。約100人が聴講した。

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