ベルテックス「優勝で昇格」へ決戦 岩手の堅守打開なるか Bリーグ3部、6日からPO決勝

 バスケットボール男子Bリーグ3部(B3)は6日から、盛岡タカヤアリーナでプレーオフ決勝(2戦先勝)を行う。準決勝で埼玉との死闘を制してB2昇格を決めた静岡(リーグ3位)が、優勝を懸けてリーグ戦1位の岩手に挑む。

今季、得点パターンととして確立した山田(右)とミラー(左)の連係プレー。岩手との決勝でも鍵を握る
今季、得点パターンととして確立した山田(右)とミラー(左)の連係プレー。岩手との決勝でも鍵を握る

 今季の対戦成績は2勝2敗。平均失点は岩手がリーグ1位の65・96点、静岡が同3位70・36点と堅守同士で、決定機をどれだけ生み出せるかが鍵になる。
 今季、大きな得点源になっているのが山田とミラーの連係。ミラーの巧みなスクリーンから、山田が相手守備に応じてドライブ、3点シュート、ミラーへのアシストを使い分ける。埼玉戦も警戒されながら要所でホットラインが開通。第3戦残り44秒で勝負を決定付けた山田の3点シュートも、ミラーがボールをつないだ。山田は「優勝して昇格するのがチームの最終目標」と意気込む。
 B2は登録選手上限がB3の15人から2人減る。上位カテゴリーで戦うための戦力補強も必須だ。主将岡田は「このメンバーで戦えるのは最大3試合。それをかみしめ、自分たちのバスケをする」と最終決戦に臨む。

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