ベルテックス静岡「沼津が”聖地”に」 バスケB2昇格 市長を表敬
バスケットボールBリーグ2部(B2)への昇格を決めたB3ベルテックス静岡の選手らが10日、昇格に向けたプレーオフの舞台となった沼津市を訪れ、市役所で頼重秀一市長に昇格と応援への感謝を伝えた。
チームは3月に開館した同市総合体育館(香陵アリーナ)のこけら落としとして2試合を開催。リーグ3位で臨んだプレーオフでは、同体育館での準決勝第1戦で同2位のさいたまブロンコスに勝利して流れをつくり、さいたま市での第3戦で昇格を決めた。
沼津市出身でオフコートキャプテンを務める大石慎之介選手は「第1戦の沼津で17点差から逆転勝ちをして勢いに乗れた。昇格を決めた埼玉でも沼津から来た皆さんが応援してくれ、力になった」と感謝した。
松永康太社長は「沼津でレギュラーシーズンの2試合を連敗した悪い印象をプレーオフで払拭できた。一番重要な試合で勝ち、沼津は僕たちの“聖地”になった」と喜びを語った。大石選手のサインが入った昇格記念フラッグを受け取った頼重秀一市長は「選手と観客が一体となる姿に感動した」と祝福した。
同体育館の開館記念試合を開催したバレーボール男子V1リーグの東レアローズも同日、選手らが頼重市長を表敬訪問した。