「オール静岡で勝利」B2昇格を知事に報告 バスケ・ベルテックス静岡

 バスケットボール男子Bリーグ3部(B3)のベルテックス静岡は16日、松永康太社長と選手3人が県庁に川勝平太知事を訪ね、来季のB2昇格を報告した。松永社長は「静岡市だけでなく、県内全体から声援をもらい、オール静岡で勝ち取れた」とあいさつ。さらなるクラブの成長と、B1への決意を示した。

川勝知事(中央)にB2昇格を報告したベルテックス静岡の(左から)加納選手、松永社長と(右から)大石選手、岡田選手=静岡県庁
川勝知事(中央)にB2昇格を報告したベルテックス静岡の(左から)加納選手、松永社長と(右から)大石選手、岡田選手=静岡県庁

 訪れたのは松永社長と岡田雄三、大石慎之介、加納誠也の3選手。岡田選手は昇格を懸けたプレーオフで敵地に多くのファンが駆け付けたことに感謝し、「この熱をなくさないようB2でも結果を出す」と意気込んだ。川勝知事は「プロの試合は子どもたちの刺激になる」と活躍を期待した。
 松永社長は今後、クラブがB1を目指す上で新アリーナが必要になることを説明。静岡市がJR東静岡駅北口市有地への誘致を進めていることから、「バスケというコンテンツで東静岡を中心に盛り上げていきたい。県と市の連携をお願いしたい」と要望した。

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