街の課題解決へ連携 地域法人ｊｉｍｏｔｏ設立 静岡県西部
静岡県西部の経営者や企業の社員が中心となり、地域の課題解決を通じた活性化を目指す団体「地域法人ｊｉｍｏｔｏ」を設立した。街の魅力向上と発展に向けた提案や課題を集約し、会員や賛同者の人的・経営資源を生かして事業創出やマッチングを促進する仕組みを構築。持続的な活動へ年内の法人化を見据える。会員を意味する「ｊｉｍｏｔｏ民」となる団体・個人を募る。
ホームページ上で課題や提案を募る“投書”システムを設置し、公開する。共感する項目を起点に、行動する参加者、資金応援、活動サポートなど各役割に分かれて、経過や達成の過程を共有する。定期的な事業発表会の開催や企業間マッチングの支援、課題や将来像を共有する他県などとの都市間連携も進める。
発起人は夏目記正さん（ブルーレイクプロジェクト代表）、伊達善隆さん（鳥善代表）、新村康二さん（マスターピース代表）、田嶋孝成さん（ｎｋｅｕ代表）の地域振興や発信に関わる４人。「個々の活性化の動きを結びつけ、民間の機動力を生かして課題解決の具現化を図りたい」としている。地元の大手企業とも連携する。
浜松市中区でこのほど開いた設立イベントには約２００人が参加した。ヤマハ発動機、ソミックマネージメントホールディングスで新規事業創出に関わる関係者の対談なども行った。
いい茶0
