トカゲやヘビ 恐る恐るタッチ 静岡の梨花幼稚園で生き物教室

 静岡市駿河区下川原の梨花幼稚園は26日、園児が動物への理解を深める「生き物教室」を同園で開いた。園児はトカゲやヘビなど多様な動物と触れ合った。

動物と触れ合う園児=静岡市駿河区の梨花幼稚園(写真の一部を加工しています)
動物と触れ合う園児=静岡市駿河区の梨花幼稚園(写真の一部を加工しています)

 動物園予備校アニマルキーパーズカレッジ(東伊豆町)の学生と職員計8人が、ペンギンやハリネズミなど15種類の動物と共に訪問した。園児約230人は動物の種類ごとに設けたブースを回り、学生らから各動物の特徴や、えさは何を食べるかなどを教わった。
 フトアゴヒゲトカゲやニシキヘビの一種ボールパイソンと触れ合うブースでは、園児は緊張しながらも優しくなでて感触を確かめた。年長の山田圭亮ちゃんと竹林英音ちゃんは「トカゲはちくちくして、ヘビは柔らかかった」と声をそろえた。
 同園が本年度から認定こども園に移行した記念行事として実施した。卒園生で同予備校2年の内田虹海さん(19)も園児に動物を紹介し、「触れ合いを通じて動物を好きになってほしい」と期待した。

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