「柿田川語る会」設置 清水町 関町長が施政方針

 清水町の関義弘町長は31日開会した町議会6月定例会で、2期目を迎えて初の施政方針演説を行った。柿田川公園に関して活動する団体が活用法を議論する「(仮称)柿田川を語る会」を新たに設置する考えを示した。
 現在、柿田川公園は保全にかじを切っていて、観光地としては活用しきれていないという。後世に引き継ぐための活動を考える。秋以降に始動する予定。複数の団体が柿田川の保全と活用の仕方を話し合い、町の方針に反映させる。
 また、関町長は「子育て世代と若者の支援」「笑街健幸都市の創生」などを2期目の重要施策と強調。高齢者の運動施設の利用料無償化や雨水貯留施設の整備、柿田川公園周辺へのバスターミナル導入の検討などを示し、「町民の声にしっかりと耳を傾け、今できること、今すべきことに責任をもって確実迅速に実行する」と述べた。
 (東部総局・山本萌絵佳)

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