ヒマワリ迷路 出口どこ~? 東名磐田IC北側に10万本

 磐田市見付の東名高速道磐田インターチェンジ(IC)北側の畑に登場したヒマワリの巨大迷路が地域住民を楽しませている。JA遠州中央豊田青年部が、地域のにぎわいづくりにつなげようと手作りした。

キャベツ畑の休耕期間を活用して作られたヒマワリ迷路=磐田市見付
キャベツ畑の休耕期間を活用して作られたヒマワリ迷路=磐田市見付

 前部長の鈴木正裕さん(34)が秋から冬にキャベツを栽培している畑約1万平方メートルの休耕期間を活用。同部役員6人が中心となって、肥料にもなるヒマワリの種を5月上旬にまき、草刈りなどの手入れをしてきた。
 迷路の総延長は約1キロ。約10万本のヒマワリは高さ約1~2メートルまで伸び、大人でも迷路の先が見渡せないところも多い。今月上旬から開放され、親子連れや子どもたちが探検や写真撮影に訪れている。
 同部によると、見頃は今月下旬まで。鈴木さんは「熱中症に気をつけて迷路を楽しんでほしい。地域の若手農家の活動を知ってもらえれば」と話した。今月末にはヒマワリを粉砕し、キャベツ栽培のための肥料にするという。
 (磐田支局・八木敬介)

 

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