佳子さま　選手を激励　御殿場で全日本高校馬術競技大会

御殿場支局　塩谷将広

　２５日に御殿場市馬術・スポーツセンターで開幕した第５７回全日本高校馬術競技大会の開会式に、秋篠宮家の次女佳子さま（２８）が臨席され、全国各地の予選を通過した３６校の選手を激励した。同大会視察は２０１９年に続き５回目。

全日本高校馬術競技大会の開会式であいさつされる佳子さま＝２５日午前１１時２０分ごろ、御殿場市馬術・スポーツセンター（写真部・小糸恵介）

全日本高校馬術競技大会の開会式に臨席され、入場する選手を激励される佳子さま＝２５日午前１１時ごろ、御殿場市馬術・スポーツセンター（写真部・小糸恵介）

全日本高校馬術競技大会の会場に到着された佳子さまを迎える川勝平太知事（手前）ら＝２５日午前１０時２０分ごろ、御殿場市馬術・スポーツセンター（写真部・小糸恵介）

　ミントグリーンのワンピースに白色の上着を着た清涼感のある装いで会場に到着した佳子さまは、勝又正美御殿場市長の先導を受けた。「今日は富士山が見えて良かったです」と笑顔を見せると、出迎えた選手代表９人に声をかけ、日頃の努力をたたえた。
　開会式で佳子さまは「皆さまが馬と心を通い合わせ、一体となって、積み重ねてきた努力の成果を存分に発揮できるよう応援しております」と選手たちに励ましの言葉をかけた。福井工業大付属福井高の林史奈さん（１８）と新潟江南高の宮村花連さん（１７）が選手宣誓し、健闘を誓った。
　佳子さまは午後、選手と競技馬が呼吸を合わせて障害物を次々と跳び越える競技の様子を観戦した。
　同大会は２６日まで。障害飛越で学校対抗のトーナメントを繰り広げ、日本一を決める。
　（御殿場支局・塩谷将広）