浜松でジオラマグランプリ 国内外モデラーの作品集結 27日まで

 国内外のプロモデラーや愛好家のジオラマ作品が一堂に集結する「浜松ジオラマグランプリ」(NPO法人はままつ未来会議主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が24日、浜松市中区のザザシティ浜松西館で始まった。1次審査を通過した43点の中から、一般来場者らによる投票でグランプリを決定する。27日まで。

技巧を凝らした作品が並ぶ会場=浜松市中区のザザシティ浜松西館
技巧を凝らした作品が並ぶ会場=浜松市中区のザザシティ浜松西館

 昭和の民家や人々の暮らしなど懐かしい風景を再現した作品、「親を亡くした少女とサーカス団の出会い」とのテーマで創作したファンタジー色の強い作品など、細部までこだわり、卓越した技術の光るジオラマが並ぶ。同市出身の情景作家山田卓司さん(63)ら4人が審査し、一般投票と合わせて入賞作を決める。
 初出展という県内在住のモデラー「ネリたんたん。」さんは「最高峰のコンテストで世界レベルの作品の中に並べられていることを光栄に思う。多くの人に見に来てもらえたらうれしい」と話した。
 ジオラマを通じてにぎわい創出につなげようと開催していて、12回目。一般来場者の投票は27日正午まで。結果発表と表彰式は同日午後2時ごろからの予定。
 (浜松総局・仲瀬駿介)

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