B2ベルテックス静岡、島田で初試合 プレシーズンゲーム、新戦力が存在感

 バスケットボールBリーグ2部(B2)静岡は17日、島田市のローズアリーナでプレシーズンゲームを行い、66-72でB3東京Uに敗れた。新外国人トーマス・ブロープレーが11点を稼ぐなど前半を31-30で折り返したが、一進一退になった第4クオーター(Q)に競り負けた。

静岡―東京U 第1クオーター、ドライブで切れ込む新外国人のブロープレー(右)=島田市のローズアリーナ
静岡―東京U 第1クオーター、ドライブで切れ込む新外国人のブロープレー(右)=島田市のローズアリーナ

 静岡は敗れはしたが、ブロープレーが立ち上がりの連続3点シュートを含む18得点、B2福島から加入した橋本尚明も要所で鋭いドライブを決めるなど新戦力が可能性を示した。チーム全体でターンオーバーも目立ったが、橋本は「トーマス(ブロープレー)を起点に攻められたのは収穫。連係してもっと生かしていきたい」と振り返った。ファクンド・ミュラー監督も「シュートを決めきれなかったが、新たなシステムのプレー自体は良かった」と一定の手応えを口にした。
 同市での試合開催は初めてで、18日も同会場で東京Uと対戦する。22日に全日本選手権2次ラウンドでB1群馬に挑み、10月5、6日に静岡市中央体育館で神戸との開幕戦に臨む。
 (運動部・山本一真)

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