ゴジラ新作映画、浜松でロケ 11月公開に向けてPRイベント
浜松市は25日、市内でロケが行われて11月3日に全国公開される映画「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」のPRイベントを10月から開くと発表した。映画でゴジラが人間と対峙(たいじ)する海上シーンが天竜川沖の遠州灘、浜名湖などで撮影された。
中区の浜松出世パークで10月14、15日に行われる「家康公祭り」では特設ブースで、高さ2・6メートルのゴジラの立像などを展示。10月下旬からはロケ地周辺業者と連携事業を行う。浜名湖のクルージングのほか、映画とのコラボレーション商品の販売が始まる。湖西市のボートレース浜名湖では12月9、10日に関連パネルなどを出すイベントも開く。
映画は戦後の焦土と化した日本にゴジラが襲来する物語で、ゴジラ映画の初公開から70周年の記念作品という位置づけ。浜松市の中野祐介市長は「浜松を映画の聖地という点からも地方創生につなげたい」とアピールした。