「川の駅 伊豆城山」オープン 伊豆の国市長「新たな観光地に」

 伊豆の国市神島の「狩野川神島公園」(愛称・川の駅 伊豆城山)が10月1日、オープンした。そびえ立つ城山(じょうやま)を背に関係者がテープカットやくす玉割りを行い、開園を祝った。オープンを待ちわびた地元住民らが、狩野川堤防や公園の上を通る神島橋から様子を見守った。

愛称を発案し、感謝状を受け取った北岡さん(右)と山下伊豆の国市長=同市の狩野川神島公園
愛称を発案し、感謝状を受け取った北岡さん(右)と山下伊豆の国市長=同市の狩野川神島公園

 山下正行市長や指定管理者の「JM」(東京都)の社員ら100人余が出席した。山下市長は「伊豆の新たな観光地として日本一の公園にしたい。各市町と連携し、利用者の声にも耳を傾け、愛される川の駅にする」とあいさつ。愛称を発案した同市寺家の北岡正治さん(74)に感謝状を手渡した。
 公園は伊豆の国市と国土交通省が整備した。神田橋から狩野川大橋まで、およそ1・7キロに及ぶ。広さは約14・1ヘクタール。遊具やキャンプ、ドッグランなどのエリアのほか、自転車などで楽しめるパンプトラック(起伏のある周回コース)も設けた。

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