目玉は「梅ケ島バーガー」 売店棟先行オープン 静岡市葵区のサウナ付き施設

 静岡市葵区の中山間地域「オクシズ」の梅ケ島地区に、サウナ付き貸し切り宿泊棟を建設中の「梅ケ島ドライブイン&サウナヴィラ」は1日、梅ケ島地区の地場産品を利用した飲食物などを販売する売店棟を先行オープンした。

梅ケ島産ワサビをソースが特徴の「梅ケ島バーガー」=静岡市葵区の「梅ケ島ドライブイン&サウナヴィラ」
梅ケ島産ワサビをソースが特徴の「梅ケ島バーガー」=静岡市葵区の「梅ケ島ドライブイン&サウナヴィラ」
先行オープンした売店棟=静岡市葵区の「梅ケ島ドライブイン&サウナヴィラ」
先行オープンした売店棟=静岡市葵区の「梅ケ島ドライブイン&サウナヴィラ」
梅ケ島産ワサビをソースが特徴の「梅ケ島バーガー」=静岡市葵区の「梅ケ島ドライブイン&サウナヴィラ」
先行オープンした売店棟=静岡市葵区の「梅ケ島ドライブイン&サウナヴィラ」

 同施設は、県道29号沿いで約10年前に営業を停止した「孫佐島ドライブイン」跡地を利用。同区の総合建設業「アースシフト」のグループ会社「サン・フォークス」が運営する。
 フードメニューの目玉は、梅ケ島産のワサビをタルタルソースに混ぜ、牛肉100%のパテが特徴の「梅ケ島バーガー」。オープン初日は近隣住民やサイクリストらが買い求め、爽やかな酸味のソースが効いたハンバーガーを味わった。レモンと地元産の茶を使った炭酸飲料「梅ケ島スカッシュ」や川魚アマゴとシイタケのフライ、濃厚プリンなどのスイーツも人気を集めた。
 地元の友人と来店した望月いさ江さん(87)は「(旧施設がなくなり)ずっと寂しかった。若い人が来てにぎわってもらいたい」と期待を込めた。同施設の原田昭博マネージャー(54)は「地域活性化が目的の施設。気軽に立ち寄ってほしい」と来店を呼びかけた。
 良質な泉質を活用したサウナ付き宿泊棟は11月にオープンする予定。

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