静岡ブルーレヴズ(磐田)「こさいの豚肉」PR 湖西市、大使委嘱
湖西市は、市内で生産が盛んな豚肉を県内外に広く発信する「こさいの豚肉PR大使」を創設し、磐田市を拠点に活動するラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズに委嘱した。
昨秋、両者が地域振興などに関するパートナーシップ協定を結んだことがきっかけ。レヴズには、プロスポーツクラブの発信力を生かしてこさいの豚肉の認知度向上につながる活動に取り組んでもらう。具体的には、湖西市内18店舗で豚肉料理を提供するイベント「P―1フェア」(10月28日~12月3日)に選手が訪れ、SNSでの情報発信を行う。任期は来年3月31日まで。
磐田市大久保で委嘱式が行われ、影山剛士湖西市長が伊藤平一郎選手に委嘱状を手渡した。影山市長は「今回の委嘱がレヴズと湖西市の架け橋となり、ラグビーや地域を盛り上げる起爆剤となってほしい」と期待を込めた。伊藤選手は「こさいの豚肉を食べて自分の身にし、試合で勝つことで(こさいの豚肉を)全国に広めていきたい」と意気込んだ。
市によると、豚の飼育頭数は県内トップの約2万頭。市制施行50周年記念事業の一環で、市内飲食店を中心に展開する新たなご当地ブランドとして、市内産豚肉を「こさいの豚肉」と称して広くPRしている。
(磐田支局・崎山美穂)